2021年08月24日

ルバートからイン・テンポへ♪

カルチャー講座の課題曲、What a wonderful worldも佳境に入って来た。
今期はこれまでの休講とかを鑑みて1曲をまるまる3か月掛けてゆっくりと深く進める事にしている。

昨日はNew Orleansの地元で知らぬ者はいない名ベーシストGeorge Frenchの歌を聴いてもらった。
ギターとGerogeのデュオでのパフォーマンスだ。

ゆったりとしたイントロがフェルマータとなる。
一呼吸のんでからGeorgeの歌声がtempo rubatで始まる。
ひとフレーズずつ、舞台のセリフの様に、あるいは詩人の朗読のように歌声にのせられる。

やがてサビに入ったところでin tempoとなり、2コーラス目のギターソロはバラードからスイングへと変わり、再びバラードとなってヴォーカルにバトンを渡す。

エンディングは再度ルバートになって終演。

という内容だ。

レッスンでは、ひとりずつルバートにトライして貰った。
みんな、それぞれ自分の世界を紡ぐ。
そして、ルバートからin tempo へ移る練習も行った。

まあ、それは伴走者に任せても良いのだけれど、これを練習しておくと実はエンディングに役立つ。
ピアノにしてもギターにしても歌にしても『合図』が必要な場面がある。
ところが、意外に初心者でなくても、バンバン弾けちゃうような上級者でもこの『合図』を出すのがハードル高い。

『合図』で大事なのは振り上げだ。
つまり、『せ〜の。ドン!』で決着を付けたい訳よ。だからドンよりせ〜のが大事な訳さ。
2人以上の誰かが一緒に事を起こそうという時にせ〜のを無しでピタッと合わせられると思う???

ま、理想は高い方が良い。
少しずつだけど、そういう事が解って実践できる様に、その為のレッスンだからね。

posted by みどりん at 09:49| ジャズの話&レッスンの事♪